こんにちはイシカワです。当社の「挑戦と成長」を紹介します。
『No Challenge、No Good Tomorrow』
始めなければ始まりません。
「一人の百歩より、百人の一歩」です。みんなで取り組んでいます。
上越そして日本の中小企業の皆さん、ともに頑張りましょう。
当社は1947年に発足し、本年6月28日に創立70周年を迎えました。
創立70周年を記念して新入社員が桜とハナミズキの植樹を行いました。ハナミズキの花言葉は「永続」です。
(直江津へ移転の頃)
当社の前身の会社は、太平洋戦争中に大阪から直江津に移転しました(その後株式会社化)。当社敷地内の社は京都にある伏見稲荷大社の分社です。
(日本初のステンレスコールドフラットバー設備)
1969年に日本で初めてステンレスコールドフラットバーを製造・販売しました。建物内装高級品として使用されます。
北陸新幹線上越妙高駅では当社製ステンレスコールドフラットバーを使用しています。
1961年に世界初のステンレス製電着ドラム、1972年に世界初のチタン製電着ドラムを製造・販売しました。
チタン製電着ドラムは、スマホの回路や電気自動車のリチウムイオン電池の負極に使われる高級電解銅箔を製造するための重要設備です。日本シェア100%、世界累計シェア約70%(当社推定)。世界的な電気自動車需要の急拡大で中国・台湾・韓国の会社が引きも切らずに当社を訪問します。
いよいよ実機適用段階の、次世代電着ドラム。次世代電着ドラムは円筒状にしたチタンの継ぎ目(溶接)部分の見極めが困難です。より品質の良い銅箔を作ることが可能になり、スマホや電気自動車の更なる高品質化に貢献します。
新しいことを実現すると「イノベーション大賞」を授与しています。「共同体感覚(他者貢献意識)を持って挑戦し成長する」ことが社員の共通マインドです。みんなが、日本初・世界初に挑戦しています。
「ファロス」はギリシャ語で「灯台」。お手本となる灯台のような熟練技能者をファロスとして認定しています。認定基準は、業界トップの技能・愛情のある部下指導力・卓越したイノベーション(新しいことに挑戦する)能力です。
創立70周年を記念して、社員OBも招いてパーティーを実施しました。
大変盛り上がりました。
私が茨城県の住金(現新日鐵住金)鹿島硬式野球部長時に、中日ドラゴンズや西武ライオンズで活躍した平野謙さんをヘッドコーチに招きました(現在は群馬ダイヤモンドペガサス監督)。その縁で「野球からの贈り物」の題名で講演をして頂きました。
平野さんは選手として最多盗塁賞・ベストナイン・ゴールデングラブ賞の受賞やオールスター戦出場・日本シリーズ優勝4回など輝かしい実績を残しました。監督としては、昨年、独立リーグ日本一になりました。
平野さんが書いた「バント完全マスター」がベースボールマガジン社から出版されました。
早速サインを頂きました。
NHKテレビドラマになった「わが故郷は平野金物店」をご存知ですか?幼稚園の時にお父さん、6年生の時にお母さんを亡くした平野さんがお姉さんとともに社会の荒波を生き抜くドラマです。再放送してほしい。
製品製造上で大変お世話になっている新貝工業㈱殿と大和鋼帯㈱殿を「モースト・バリュアブル・パートナー」として表彰しました。当社を支えて頂き、心から感謝しています。
記念品は無形文化財・鎚起銅器で有名な新潟県の「玉川堂」が特別製造したプレートです。
コウにゃんが登場しました。「コウ」には、幸福・好奇心・考案・行動・好感・工材‥等の意味を込めています。今日のコウにゃんは、文部科学大臣表彰・創意工夫功労者賞受賞の田木さんです。
アメリカ・アリゾナの「トレインショット」です。板の上に並べたグラスで飲み物を皆で一気に飲みます(アメリカではスキー板を使用)。若手から挑戦。
「メタルテクノで、もっと楽しく快適に」をモットーに、顧客と地域に「みっちゃく」、「ひたむき」に挑戦します。
これからも顧客製品の高品質・高機能化に貢献することで社会の発展に寄与するように頑張ります。
(上越放浪記は7月5日掲載予定です)