こんにちはイシカワです。夜は酒飲みで賑わう高田の仲町通りを紹介します。
仲町通りにある「雁木亭(がんぎてい)」のイラストです。
(ひぐちキミヨ作 右端は当社社員で「にいがたの名工」の上野さん)
高田駅前通りにある御菓子処「紅屋」の角を曲がると仲町通りです。紅屋の一番人気の笹だんごは国産よもぎ100%、あんこは北海道産の小豆を使用しています。
町屋公開日には桶職人の仕事場や土間のかまどなどを見ることができます。
3分位歩くと右側に茅葺門の料亭があります。国登録の有形文化財、書院造りの荘厳な建物。
初めてだと少し入り難いですが、気軽に入りましょう。昼食(11時30分~14時)は予約なしでも大丈夫。1階の広間に案内してくれます。
写真は高田ひめ御膳。「ひめ」ですが男性が頼んでも大丈夫です。季節の旬が散りばめられています。1580円で料亭の味を楽しめます。コーヒー・デザート付き。別料金であさりご飯(+200円)や特選御造り(+1000円)の追加が出来ます。接客も良好です。
「宇喜世」は「世の中を喜ぶ」という意味だそうです。おいしいお酒とお料理でリフレッシュして元気になりましょう。
雁木が続く仲町通りを更に1分ほど歩くと右側に「雁木亭」があります。
吉田類さんが来店した際の写真が入口に掲示されています。「新潟発R」という雑誌の巻頭特集で「ふらり旅、いい酒いい肴(BS11)」の太田和彦さんが雁木亭を紹介しています。
カウンターの右端に座っている人は機器工場副長の上野さんです。機器工場で作るチタン製電着ドラムはスマホの回路やリチウムイオン電池の負極に使われる極薄銅箔を作るための重要設備です。
上野さんは昨年「にいがたの名工」に選ばれました。異種金属の接合や焼嵌め(鉄・銅・チタンを密着させる技術)について日本でトップクラスの技術者です。
「嬉しいに付け、悲しいに付け、高田ののっぺ」という張り紙があります。「さといも・しいたけ・にんじん・ごぼう他」にトロ味を付けています。とても素朴な味です。お酒は太田和彦さんも飲んだ上越酒造の「越の若竹」がお薦め。
雁木亭から5分くらい歩くと居酒屋等のお店が途切れます。その先右側に和菓子の「相川」があります。
「京越後」良いネーミングです。とても上品な味です。
(次回「7月のまちかどメモリー&8月のときめき情報室」は8月4日掲載予定です)