
こんにちは。私は建材工場配管グループで働くカズヤです。
会社ではパイプを製造する造管機(ロールフォーミング)オペレーターの業務に従事しています。


ロールフォーミングとは素材(コイル状に巻かれた鋼帯)をロール金型で段階的に曲げ変形してパイプに成形する造管方法です。

2020年度のロールフォーミングの課題は、歩留り前年比0.3%改善でした。

私は課題を達成するために同僚のマサトとリョウタに参加してもらい、ブレーンストーミングを行いました。
2人共多くの意見を出してくれました。


多くの意見をまとめるにはどうすれば良いか上司のカズキさんに相談したところ、
QCの教本を授けてくれました。早速借りて勉強することにしました。

教本を参考に新QC七つ道具の系統図を活用しました。皆の意見を個別に整理することができ更に課題が明確になりました。

設備改善を行うことにより歩留りが改善することが分かりました。

この課題をJK活動(自律的価値創造活動)で取り組むことにしました。
私は、設備の具体的な構造を検討するときに悩みました。

構造を決める際には、新QC七つ道具のマトリクス表を用いて評価しました。

自分の考えをまとめ上司に提案し設備の改良品を外注業者に製作してもらいました。

皆で考えたアイディアが形になりました。

実際に装置を使用した結果、不良が減り効果を確認できました。
目標の歩留り前年比0.3%改善を優に超え1.4%改善まで向上しました。

この経験は私の中で凄く自信になりました。

この活動を社内の「JK発表大会」で発表しました。
大勢の人の前で発表するのは大変緊張しましたが、発表後は達成感で満たされました。

更に今年の社長年頭表彰において技術賞1級を頂きました。

協力してくれた仲間に対し最高の形で恩返し出来ました。

職場の皆さんからほめコト葉をもらいました。

現状に満足することなく更に高い次元に目標を定め邁進していきます。
(次回「上越放浪記(こころのリセット)」は6月22日掲載予定です)