
こんにちは。僕は機器工場技術員のセナです。職場では製品の工程管理や材料発注などの業務に従事しています。

僕は今年度NC立旋盤に関わる業務を前任者から引き継ぎました。

現場の作業者と協力してNCプログラムの調整などを行います。

難加工材の加工の条件出しを行うことになりました。

過去に行ったテスト条件をもとに加工します。

仕上げることはできましたが、同じ条件でも加工が安定しません。

加工条件の調整を加えましたが思うように改善されないので、過去に前任者と条件出しを行っていたイクオさんに相談しました。

加工中に気づくことを挙げてみて原因を探してみてはどうかとアドバイスを貰いました。

加工の状況をよく観察してみると、加工の前半の切粉が厚く長くなり、刃に絡まることがあることに気づきました。

さらに、僕と作業者のリョウタさんは刃の入り始めの時の機械負荷が大きいことにも気がつきました。

加工面の歪みにより刃の入り始めの当たり方が悪く、その影響を受けていると考えました。

皆で意見を出し合った結果、少し切り込んで一度刃を離し、加工面を整えるプログラムに改良すれば解決しそうだという結論になりました。

しかし僕はプログラム設計の知識がまだ乏しいため、前任者の使用していたマニュアルを参考にしています。

やりたいことに近い項目を見つけたので早速プログラムを改良してみました。

動作シミュレーションでは予想通りの動きをしてくれています。

実際にテスト開始。

刃の当たり始めは切削面にビビれが生じましたが、一度刃を離すことで、問題なく加工できました。

これからも現場の仕事をしっかりサポートできるように頑張ります。

職場の皆さんからほめ言葉を頂きました。

これからも一生懸命に周囲の方々と協力して仕事を頑張ります。
(次回「1月のまちかどメモリー&2月のときめき情報室」は2月3日掲載予定です)