
こんにちは。私は機器部ドラムグループで働くミノルです。会社ではチタン製電着ドラムの製造に従事しています。

若手社員の多能工化推進の為、上司から教育を依頼されました。

そこで若手全員が、多くの作業が出来るように順番に教育することにしました。

今回はジュンペイに溶接作業を覚えてもらいます。先ずは作業手順書で一連の流れと注意する点を説明します。

それだけではわかりづらいので動画を用いて操作方法や動きを説明します。

現場へ出て実際に操作をしながら一つ一つ見せて教えることにします。

一通り教えたら代わってジュンペイに操作させてみます。覚えが早くセンスがいいです。

最後に溶接作業を教えます。私のやり方を教えますがなかなか上手くいきません。

どうしたら体で覚えている技術を言葉で伝えられるのか悩みました。

そこでどうしたらよいか上司に相談したところ、工材ライブラリーでいいヒントが見つかるんじゃないかと教えてくれました。

上司も一緒になって探してくれました。

まずはできている点を伝える(褒める)ことで相手は安心する。次に改善点を2点以内で伝える。ダメ出しの連発にならないように気を付けることと書いてありました。

私と同じやり方をさせようとしてダメ出しばかりをしていたことに気がつきました。

ジュンペイに合った形を模索しながら良い点をまず褒めアドバイスを付け加えるようにしました。

ジュンペイも自分のやり方を見つけ自信をもって溶接が出来るようになり、私自身もスキルアップすることが出来ました。

今後も若手社員の多能工化を進めていきます。

職場の皆さんからほめ言葉を頂きました。

頂いた言葉を励みにこれからも皆さんと共に頑張ります。
(次回「5月のまちかどメモリー&6月のときめき情報室」は6月3日掲載予定です)